リモートワークや巣ごもり需要の拡大により、自宅でパソコンを使用する方が急増してます。パソコンを使う上で気をつけなければならないのが、ウイルスに感染することによってパソコンが使えなくなること、さらには情報が外部に漏れてしまうこと。これらを防ぐためにもセキュリティ対策をしっかりとしておくことが肝心ですね。 とはいえ、何をどの程度やればいいのか正直わからないという方も少なくないと思います。そこで、今回は『パソコン セキュリティソフトは入れるべき?ウィルス対策と原因とは?』と題して、なぜウイルスに感染するのか、最低限パソコンを守るために必要なセキュリティソフトについてご紹介します! パソコンがウイルス感染するのはなぜ? パソコンがウイルスに感染する経路は、大きく分けて メールの添付ファイルによる感染 Webページから感染 USBなどを介する感染 の3つあります。 3つ目の「USBなどを介する感染」については、パソコンに私物(スマホやモバイルルーターなど)を接続しないなどのルールを徹底すれば防ぐことができます。では、それ以外の2つについて詳しく見ていきましょう。 メールの添付ファイルによる感染 昔からよくあるウイルス感染経路です。最近では、知り合いや取引先を名乗ってメールに添付しているファイルを開かせることでウイルスを感染させ、そこを突破口にしてパソコンを乗っ取ったり、データをスキミングする手口が多いようです。 対策としては、むやみやたらにメールを開かない、もし不安であれば送信者に直接電話をするなどして確認した上で開くといったアナログな方法が有効です。PC セキュリティソフトを入れておき、メールを開く前にそのメールが安全かどうかをある程度フィルターをかけることも有効です。 Webページから感染 数年前にゲームメーカーのホームページが悪意のある人による乗っ取りの被害を受け、サイトにアクセスしただけの人がウイルスに感染するという事案がありました。他にも動画投稿サイトの広告をクリックしたことでも感染したという例もあります。普段よく使うサイトを見ただけでも感染してしまうような危険が潜んでいます。 この場合、対策としてはセキュリティソフトをインストールするのが有効です。危険なサイトにアクセスしようとしたときに警告をしてくれるように設定しておくだけで最低限のセキュリティを講じることがで […]
2001年に施行されたIT基本法から始まる日本のデジタル戦略ですが、一国民の感覚からすると失敗しているように感じられ、ネットでは「デジタル敗戦国」だと自国を揶揄する声も少なくありません。 そんな日本において、2022年3月17日に自衛隊にサイバー防衛隊が設立されました。総勢540名の精鋭部隊とのことですが、どういった役割を担うことになるのか、気になりますよね。 そこで今回は『「デジタル敗戦国」日本が、自衛隊サイバー防衛隊を設立』と題して、サイバー防衛隊がどんな舞台で、どのようなことを任務で当たるのか、ご紹介していきます。 デジタル敗戦国とは そもそも、なぜ日本はデジタル「敗戦国」と揶揄されるようになったのでしょうか。直接的な原因は新型コロナウイルスへの対応に関してで、国民からさまざまな不安と不満が噴出したことにより、ネットに書き込まれたことによります。 この言葉を多くの国民が不満を表現するために使用された理由は「新型コロナウイルス対策でデジタルが全く機能しなかったこと」と「提供されたサービスが全く使えなかったこと」の2つです。この2つが大きな要因となり、日本がデジタル敗戦国だと揶揄されるようになったようです。 自衛隊にサイバー防衛隊を設立 2022年3月17日に自衛隊の中にサイバー防衛隊が設立されましたが、なぜ設立され、どのような役割が求められているのか、まとめます。 サイバー防衛隊設立のワケ サイバー防衛隊は、年々巧妙化するサイバー攻撃に対し、十分な対策をするためにこれまでの「自衛隊指揮通信システム隊」を拡充する形で設立されました。 サイバー防衛隊の役割 サイバー防衛隊は、陸海空の各自衛隊のサイバー防衛機能を一元化することで、24時間体制で防衛省・自衛隊の情報通信ネットワークを監視、サイバー攻撃からの防護を行います。 防衛省・自衛隊へのサイバー攻撃は、ほぼ毎日起きていることから今後は対処能力を向上させるため、アメリカとの共同訓練やサイバー攻撃に関する調査研究なども行う予定とのことです。サイバーセキュリティの専門部隊なだけあって、これまで十分できていなかった対策などができるようになっていくようなので、期待値は高いです。 一方で、540名と言うのは世界各国を見渡すと非常に少数です。例えば、日本が脅威としている中国は、17万5,000人のサイバー戦部隊の中に約3万人の […]
近年スマホを長時間触るユーザーが増えてきていて、不正アプリ、不正サイトによるモバイルのフィッシング詐欺被害も身近になってきました。 そこで今回は、不正アプリやウィルスの対策に役立つアンドロイドユーザー向けにおすすめのセキュリティソフトウェア7つを紹介します。 ノートンモバイルセキュリティアンドロイド版 アンチウィルスではおなじみ、シマンテック社の「ノートン」アンドロイド用のセキュリティアプリで、最高峰の機能なうえ、アプリの診断機能が充実しています。 ノートンモバイルセキュリティアンドロイド版の1年版は、3,080円(税込)ですが、ノートン 360スタンダード、ノートン 360デラックス、ノートン 360 プレミアムは「ノートン モバイル セキュリティ」が付属していますので、複数のデバイスを使うならそちらもチェックしましょう! ウイルスバスターモバイル ウイルスバスターモバイルは、トレンドマイクロのセキュリティアプリで、2020年 BCNランキングで、国内の販売本数No.1のシェアを獲得した人気ソフトです。 ウイルスバスターモバイルの1年版は3,122円(税込)で、最も定番のウイルスバスタークラウドを購入するなら、マルチデバイス対応で3台までインストールができますので、愛用のパソコンとアンドロイドスマホを同時に守るにはこちらの方がお得です。 ESET モバイル セキュリティ ESETのアンドロイド専用のセキュリティアプリで、ESETは「お友達に薦めたいセキュリティソフトNo.1」を5年連続で受賞している有名なセキュリティソフトウェアです。 無料版でも充分な機能がありますが、フィッシング対策の機能は制限されている為、ESET モバイル セキュリティの1年版(税込みで3,300円)をお勧めします。こちらもマルチデバイス対応のESET インターネットセキュリティなどがありますので、家族での使用でしたら、そちらも確認しましょう。 ビットディフェンダーモバイルセキュリティfor Android ビットディフェンダーの無料アンチウイルスは、アンドロイドにマルウェアのテストファイルをインストールしたところ、ビットディフェンダーは完璧な検出率を記録し、すべてのマルウェアをすぐに削除してくれました。 さらに、無料と言っても広告がないので、スマホを使っているとき邪魔が入りません。無料版 […]
今や私たちの生活の身近な存在となったインターネット。友人や家族との連絡、ちょっとした調べ物やSNSの閲覧など、日常生活の様々な場面で使われる機会がありますよね。しかし生活に欠かすことができないからこそ、クレジットカードの情報や保存していたパスワードなどを盗まれてしまったり、インターネットを使った犯罪も数多く起きています。今まで何も起きていなかったから大丈夫!と思っているあなたも、もしかすると気づかないうちに個人情報を盗まれてしまっているかもしれません。 そこで今回は、パソコンなどのデバイスのセキュリティ対策について考察、また初心者の方にも使いやすいセキュリティソフト・「ウイルスバスター クラウド」についてご紹介していきます! どうやって個人情報が盗まれてしまうのか? インターネットから個人情報が盗まれる手口は様々ですが、特に件数として多いのは「マルウェア(コンピューターウイルス)」と「フィッシング詐欺」によるものです。順に詳しくみていきましょう。 マルウェア(コンピューターウイルス) 何年か前まで、コンピューターに害を及ぼすプログラムのことを「コンピューターウイルス」と呼んでいました。しかし年々たくさんの種類のウイルスが出てくるにつれて、現在ではそれらの総称として「マルウェア」という単語が使われています。マルウェアがコンピューターに侵入してしまうと、コンピューターが破壊されてしまったり(コンピューターウイルス)、個人情報が盗まれてしまったり(スパムウェア)と様々なトラブルが起きてしまいます。 フィッシング詐欺 有名なショッピングサイトや銀行からのメールを装い、架空のWebサイトのURLに誘導して名前や住所、クレジットカードの情報などを入力させて個人情報を得られてしまうことをフィッシング詐欺と呼びます。本物そっくりのメールやWebサイトであるため偽物であるとは気づかず、身に覚えのない請求を受けてから詐欺であったことに気づくという例も多々あるようです。 個人情報やデバイスを守るためのセキュリティ対策 ある日突然、高額な請求がされたり、何10万円もかけて購入した大切なコンピューターを破壊されたくないですよね。このようなトラブルに巻き込まれないためには、ウイルスが侵入するのを自動で監視してくれる、セキュリティソフトをインストールす […]
家にいる時間の増加に伴い、自宅のスマホ、タブレット、パソコン等のデバイスセキュリティが必須な世の中になっていますね。もちろん皆さんもセキュリティソフトの必要性は感じているはず。リモートワークが増えた方や、デバイスを副業で使っている方も、セキュリティソフトどれが良いか頭を悩ませますよね。今回はセキュリティソフトの選び方とおすすめセキュリティソフトを紹介したいと思います。 セキュリティソフトの選び方 以前はインターネットデバイスと言えばパソコンでしたが、現在はスマホやタブレットでインターネット繋がるのが当たり前に。もちろんセキュリティだって、対応デバイスの豊富さは大事ですよね。 ①性能が高く、第三者評価機関の評価が高いもの 対応デバイス、OSの種類 どのような機器やOSに対応しているかをチェックすることはとても重要です。多くの製品はWindows OSとMac OSの両方に対応していますが、中にはどちらかにしか対応していないものもあるため注意が必要です。また、持っているデバイスの種類が違う場合も数台契約する場合は対応しているか注意しておきましょう。 マルウェア対策 パソコンに害を及ぼす悪意あるソフトウェアやコードをマルウェアと呼びます。トロイの木馬やウイルスなどたくさんの種類があるのでこれらへの対策がしっかりできるかが注目ポイントです。マルウェアに関しては、 ・AV-Comparatives・・・オーストリアのセキュリティソフト評価機関 ・AV-TEST・・・ドイツのセキュリティソフト評価機関 ・SE Labs・・・アメリカのセキュリティソフト評価機関 などの第三者機関によって製品ごとの検出率が公表されています。できればチェックしておきましょう。 ランサムウェア対策 利用しているコンピュータやファイルを強制的にロックしたり、暗号化させたりすることで、復元を条件に身代金を要求するような不正プログラムをランサムウェアと言います。ランサムウェアの感染や実行をブロックするためにセキュリティソフトが必要です。最近では、MRG Effitasといった第三者機関によって具体的な数値が公表されており、それも伴ってか各社のランサムウェアブロック率が向上しています。 ネットバンク保護 皆さんが気軽に使っているネットバンキングにも不正送金を予防するために保護機能 […]
「ノートン」に次ぐ知名度を誇るウイルス対策ソフトが、この「マカフィー」です。日本では多くのPCに最初からインストールされていて、実際国内シェアではナンバー1といわれています。PCを立ち上げたとき、いきなり「マカフィー」の警告が出て、びっくりしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 その性能や特徴 実は「マカフィー」は、それほど優秀なウイルス対策ソフトとみなされてはいませんでした。しかし、近年非常に評価が高くなり、加えて台数無制限で使用できることから広く利用されています。また、顔認証や指紋認証といった生体認証が利用でき、他のウイルス対策ソフトとの差別化も図っています。
アバスト(AVAST)概要 1988年チェコプラハを拠点に設立されたアバストソフトウェアは、現在186ヶ国、46言語、4億3500万人を超えるユーザーにアンチウイルスサービスを提供しています。2017年にはアバスト日本法人を設立しています。 豊富な製品ラインナップ 〇無料アンチウイルス 〇プレミアムセキュリティ 〇プレミアムセキュリティ&クリーンアップ 〇プレミアムセキュリティ&VPN 〇アルティメットスイート 各製品の機能 無料アンチウイルス ・ウイルスやマルウェアをブロック ・Wi-Fi セキュリティの弱点をスキャン ・ランサムウェアに対するセキュリティのレイヤーをさらに追加 ・人気のサイレントモード ・コアシールドで疑わしいファイルを完全ブロック ・OS が動作していない緊急時にもPC スキャン、ウェブブラウザの使用 プレミアムセキュリティ ・無料アンチウイルスの6機能 ・偽サイトを回避し、ショッピングの安全性を向上 ・疑わしいアプリを隔離して安全に実行 ・高度なファイアウォールでハッカーをブロック ・ウェブカメラを利用したのぞき見を阻止 ・機密性のあるファイルを完全に抹消 ・アプリを自動的にアップデート プレミアムセキュリティ&クリーンアップ ・無料アンチウイルスの6機能 ・プレミアムセキュリティの6機能 ・クリーンアップ プレミアムで PC のクリーンアップとチューンアップ プレミアムセキュリティ&VPN ・無料アンチウイルスの6機能 ・プレミアムセキュリティの6機能 ・クリーンアップ プレミアムで PC のクリーンアップとチューンアップ ・セキュアライン VPN で安全とオンライン プライバシーを実現 アルティメットスイート ・無料アンチウイルスの6機能 ・プレミアムセキュリティの6機能 ・クリーンアップ プレミアムで PC のクリーンアップとチューンアップ ・セキュアライン VPN で安全とオンライン プライバシーを実現 ・アンチトラックでオンライン アイデンティティを隠す アバストの評判 アバストというと、日本国内では無料版のユーザーが多く、「アバスト=無料アンチウイルスアプリ」と無料アンチウイルスアプリの代名詞のような […]
意外にもチェコ共和国の企業である「アバスト」は、ライバルであったAVGを買収することで、世界最大規模のユーザーを持つウイルス対策ソフト企業へと登り詰めました。 その性能や特徴 AVGの技術が加わったことで、ウイルス対策ソフトとして「アバスト」は飛躍的にその能力を向上させました。特にリモートデスクトップにおけるセキュリティの脆弱性に強いのが特徴です。日本では無料版は見かけますが、有料版はまだまだ普及しているとは言い難い状況です。しかし、2017年に日本法人を設立し、本格的な日本進出の体勢を整えています。
旧シマンテック社、現在のノートンライフロック社が販売する「ノートンセキュリティ」は、世界で10億人以上が使用しているといわれる、世界売り上げナンバー1を誇るウイルス対策ソフトです。日本でも多くの方がこのソフトを使用した経験があるはずです。 その性能や特徴 「ノートンセキュリティ」は、世界でもっとも売れているウイルス対策ソフトなだけはあり、全ての面で水準以上のレベルを誇っています。安全性、対応の広さ、サポートの手厚さ、そして以前は重いといわれた動作性も、最新の「ノートン360」ではかなりの改善が見られ、他のウイルス対策ソフトと変わらない水準でPCは動作します。 また「ノートンセキュリティ」は、ペアレンタルコントロールの機能が優秀で、子どもに有害なサイトを閲覧させたくないご両親にとって、このソフトほど安心なものは他にないでしょう。
これは特に企業のセキュリティを脅かす要因として使われる言葉で、まだまだ浸透していない概念なので説明します。 シャドーITとは 企業では社員が使用するIT機器を管理しています。しかし、IT機器の小型化、高性能化などで、社員が社内ITインフラ内に個人のものを持ち込むことができるようになりました。そのような企業が管理していない機器を「シャドーIT]と呼ぶのです。代表的なものはUSBメモリーや無線LANルーター、そしてNASなどです。これらは外部から社内のネットワーク内にウイルスなど持ち込む原因となり、企業のインターネットセキュリティを脅かす大きな要因とみられています。