テレワークの方必見! インターネットの脅威と セキュリティ対策について

テレワークの方必見! インターネットの脅威と セキュリティ対策について

最近では柔軟な働き方が注目され、テレワークを導入する企業が増えています。テレワークは離れて働くという意味で、リモートワークとも言い、場所や時間を選ばない自由な働き方です。もし会社からテレワーク用のパソコンが支給されているのであれば、企業のガイドラインに従って、適切に使用すれば大きな問題はないでしょう。

一方、個人所有のパソコンを業務に使用する場合、日々拡大するインターネットの脅威にはセキュリティ 対策が非常に重要となってきます。そこで、今回はインターネットの脅威とセキュリティ 対策をまとめてご紹介ご紹介します!

7つのインターネットの脅威

インターネットは身近なものですが、実は無数の脅威が常に存在します。その被害は大手企業にも及ぶなど、世界中で深刻なものとなっています。ここでは、問題となっている危険なインターネットの脅威を7つご紹介します。

1. マルウェア

マルウェアとは、不正な動作を実行してパソコンに危害を与える悪意のあるプログラム全般のことです。よく耳にするウイルスもマルウェアの一種です。

2. ウイルス

プログラムやファイルに感染し、増殖して有害な動作を実行します。なかにはパソコンが起動不能になるなどの強力なものも存在します。

3. ワーム

パソコンに感染し、増殖して有害な動作を実行します。感染力が非常に強く、システムを破壊するなど明確に被害が分かるのが特徴とされています。

4. トロイの木馬

正規の安全なソフトウェアやファイルになりすまし、不正を実行するプログラムです。別のウイルスに感染させたり、バックドアを構築してパソコンが悪用される恐れがあります。

近年、マルウェアの大半はこのトロイの木馬だと言われています。

5. スパイウェア

パソコンに感染してユーザーの情報や行動を監視し、勝手に情報を外部に送信します。無害のソフトを装ってパソコンに侵入し、密かに悪意のある動作を行なっていることに気づかない可能性があり、危険です。

6. ランサムウェア

感染したパソコンのシステムやファイルをロックしたり暗号化して使用不能にします。身代金を支払えば元の状態に戻すと要求しますが、本当に戻してくれる保証はありません。近年は身代金を支払わなければ機密情報を暴露するという、脅迫行為をするランサムウェアも多いようです。

7. バックドア

ネットワーク上に裏口を作り、外部からパソコンに侵入してハッキングします。機密情報などを盗んだり、遠隔操作によって不正攻撃に悪用される恐れがあり非常に危険です。また、一部のパソコンにバックドアが組み込まれていた事例があり、問題となりました。

安全な環境のための7つのテレワーク セキュリティ

現在のパソコンのセキュリティは、昔に比べると強化されています。しかし、何もしなくても安全かと言われると、残念ながらそうではありません。そこで、安全にテレワークを行うためにするべきwindows セキュリティや基本となるセキュリティ 対策をまとめて7つご紹介します。

1. 仕事専用のユーザーアカウントを使用する

自宅のPCでリモートワークを行う場合、プライベートと仕事のデータが混ざることにより、誤って事故が起こる可能性があります。仕事専用のユーザーアカウントを作成し、プライベートのデータと分けてパソコンを安全に使用しましょう。仕事専用のパソコンを別で用意できれば、さらに安全です。

2. ソフトウェアの更新

OSやセキュリティソフトを古いまま使用するのは非常に危険です。OSやセキュリティソフトが古いとセキュリティ 対策がきちんと機能しなくなるため、必ずソフトウェアの更新で最新状態にして使用するように心がけましょう。

3. Wi-Fiルーターのファームウェア更新

Wi-Fiルーターのファームウェアを更新することで、不具合の修正やセキュリティが向上する場合があります。常に最新にして使用することでネットの安全性が高まります。

4. 不審なメールは開かない

不審なメールや添付ファイルを開くと、脅威に感染する恐れがあります。知らないメールなどは開かないようにしましょう。

5. 不審なサイトは閲覧しない

不審なサイトのページを閲覧するだけで脅威に感染する危険性があるので、安全でないサイトは開かないようにしましょう。

6. よくわからないソフトはインストールしない

フリーソフトなどは、一見無害に見えて実は悪意のあるソフトウェアという可能性があります。知名度がある企業のソフトウェアなど、安全とされるもの以外はインストールしないようにしましょう。

7. USBメモリの紛失による情報流出に注意する

業務データをUSBメモリに保存して使用する場合、紛失による情報漏洩に注意しましょう。特に機密情報を扱うような場合、取り扱いには細心の注意を払うようにしてください。

最後に

インターネットには常に様々な脅威が存在し、日々危険性が増大しています。最新のソフトウェアを維持しながらきちんと感染経路の対策をし、安全なテレワークを行いましょう!